研究開発

国際化時代の畜産経営の羅針盤として、
食生活の豊かさの追求として機能しています。

生産性の向上に関する技術、安全な畜産物の生産、高品質な畜産物の生産のため、
原料の検査、配合設計、生産技術開発を基本業務とした技術、畜産公害対策、
バイオテクノロジーなど幅広い角度から研究開発と普及のための
技術指導を行っています。
また、各地に建設している試験農場、直営農場の技術は飼料の品質、安全性、
経済性を追求した製品の改善、新製品の開発を確かなものにしています。

これまでの研究開発

換羽用飼料「モルトマッシュ」

鶏のために。
絶食によらない換羽を。

従来の絶食による強制換羽法は飼育管理上のリスクからも、動物福祉の視点からも多くの問題が指摘されていました。これらの課題を解決し、生産性の向上を図るために絶食を伴わない換羽法の開発が必要となりました。当社では、飼料配合設計の検討と野外試験例を積み重ね、生産現場に適応した技術として確立する事ができました。このほどこの成果を換羽用飼料「モルトマッシュ」とその給与プログラムとして上市しました。

卵黄レシチン

神経系に効果。
脳の病気予防のために。

鶏卵の卵黄中に約8.6%含まれる物質で、科学的にはホスファチジルコリンといいます。
この物質は、脳や神経に多く含まれていることから、アルツハイマー型痴呆症のボケ防止に効果があること、血液中のコレステロールや中性脂肪濃度を調整する作用があることから動脈硬化の予防、また最近には、神経伝達物質の材料になることが知られ、頭脳の働きが良くなるのではないかといわれています。
私達は卵黄レシチン(卵黄コリン)を利用した栄養補助食品の開発を進めています。